ブラックスプルース
学名Picea mariana
科名マツ科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位針葉
比重0.900〜0.911
・原産地カナダ、トウヒの仲間でクロトウヒと呼ばれます。
 日本で知られるトウヒの仲間は エゾマツがあります。
主要含有成分表 提供;KENSO
モノテルペン炭化水素類 ・カンフェン 15-25%
・α-ピネン 10-20%
・δ-3−カレン 5-15%
・β-ピネン、β-ミルセン、リモネン
 β-フェランドレン、トリシクレン
エステル類 ・酢酸ボルニル 20-35%
セスキテルペン炭化水素類 ・δ-カジネン
・精油はツーンとした清涼感のなかに苦味が混じり合った
 バルサム調の香りで、感情を落ち着かせてくれます。元気になりたい時に
 使いたい精油の一つです。
・δ-3-カレンやβ-フェランドレンが含まれており、鎮咳作用を含め、
 呼吸器系の不調の時に用いたい精油の一つです。
・使用方法、使用量の目安に準ずれば、禁忌事項はありません

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+ 
固有作用

・δ-3-カレン
  (鎮咳作用)
・α-、β-ピネン
  (強壮作用)
・リモネン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用)
・β-フェランドレン
  (鎮咳作用)    

エステル類 ・鎭痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・抗炎症作用 3+
・鎮痛作用 3+
・鎮静作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧降下作用 3+ 
固有作用

・酢酸ボルニル
  (不整脈調整作用)   

セスキテルペン炭化水素類(+) ・強壮作用 ・刺激作用 固有作用

  

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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